東京でもGoToトラベルが解禁になりました。GoToEat、GoToイベント、GoTo商店街?いろいろありますが、どれも問題だらけ。トラベルもイートも大手旅行代理店や大手グルメサイトが儲かる仕組みで、全ての業者に恩恵はありません。私たちの運動で使える制度に!


日本でもレジ袋が有料化されて、少しづつ環境問題について考える機会も増えていると思いますが、諸外国と比べるとまだまだ日本は遅れているようです。先日テレビで45Lゴミ袋のゴミを一つ処分するのに500円以上かかる、と頭を悩ませている自治体がありました。えっそんなに!?人口は減っているのにゴミの量は増えている。私たちに何ができるのでしょうか、内藤さんの活動からヒントが見つかるかもしれません。

一緒にちょっと考えませんか、環境問題①

板橋支部 内藤(ないとう) 章子(あきこ)さん

はじめまして。
昨年の9月の国連気候温暖化サミットで、16歳の女の子が「あなたたちが話しているのは、お金のことと経済発展がいつまでも続くというおとぎ話ばかり。恥ずかしくないんでしょうか!」と語ったのを知っていますか?ものすごい形相で各国首脳をにらみつけ、今地球は火事であること、自分達子供の未来はこのままではなくなってしまうと訴えていました。スウェーデンの高校生グレタ・トゥーベリさんです。
これには正直面食らいました。あまりにもグレタさんの主張は的を得ていて、大人の都合で出来ている社会を真っ向から否定したからです。
じつはかなり昔、セヴァン鈴木さんという12歳の少女が1992年に同じように国連の地球環境サミットの壇上で、地球温暖化の問題を訴えていました。(“セヴァンスズキ伝説のスピーチ”を検索してみてください!)私はよほどショックを受けたのか、その記事を大切にしまっていました。そしてグレタさんを見た時、ハッと思い出してその記事を探し出しました。訴えている内容はほぼ同じ、28年前より今の状況は悪化するばかりで、少しもいい方向に向かっていません。
あの時自分は確かに胸に痛みを感じて、そしてこの記事を大切にしまっていたのに、多分当時思ったことは、「私一人何かしたって仕方ない。自分のもっと先の世代の話だからまあいいや。」だったと思います。
気候変動の問題は本当に深刻です。私みたいな考えでみんながやり過ごせば、今の子供が大人になる頃には、今以上にもっともっと暑い夏を過ごさなくてはならなくなります。台風の影響を世界で一番受ける日本は、相当な覚悟で子供達の未来を自然災害から守らないといけません。
そんなこんなでかなり反省した私は、去年から生活を改め、なるべくCO2を排出しない生活をし、環境を守る活動をして行こうと決めました。この紙面をお借りして、今後少しずつ、その活動について紹介させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。