やっと臨時国会が始まりました。菅首相の目指す社会像は「自助・共助・公助、そして絆」と訳の分からないことを言っています。コロナは災害だけど自分の事は自分でなんとかしろ、ということです。安倍政権を継承すると言っていますが、安倍政権より強権的です。野党は共闘して安倍政権時代のたくさんの疑惑をキッチリ解明してもらいたいものです。

ちょっとイイ講座  withコロナ時代 SNSを基礎から学習

10月18日(日)、板橋民商婦人部はちょっとイイ講座を開き、SNSの学習会を行いました。
この学習会を思いついたのは、80代の高齢者がSNSを勉強してコロナ禍のなか、孤立しないで過ごせた、という話を聞いたから。リモート呑み会とか、Zoomとか騒がれていますが、そもそもSNSってなに? スマートフォンは持っているけど、アプリって? 超初心者を中心に10名が参加しました。講師は成増支部の井藤英治さんに~シニアICTプロフェッショナル代表~、教えていただきました。ITに携って役40年のベテランで民商のパソコンも使い易くしていただき、他の民商や東商連でもお世話になっていますm(_ _)m


SNSはソーシャルネットワーキングサービスの略、様々な形で色々な人と社会的な繋がりを作り出せるサービスのことです。日記系(Facebook)、動画系(YouTube)、チャット系(LINE)、拡散系(Twitter)、写真系(インスタグラム)他にもたくさんのSNSがありますが、便利なものには必ず落とし穴があります。①個人情報の流出 ②アカウントの乗っ取り ③炎上 ④いじめ ⑤晒し ⑥なりすまし ⑦ソーシャルハラスメント ⑧フェイクニュース こういう危険性も充分に認識したうえで利用する必要があります。などなど、勉強しました。


 今回は、リモート会議が出来るようになりたい❤ という目的があったので、さっそくskypeというアプリをダウンロードします。が、ここからが大変!参加者のスマートフォンの機種がバラバラなので、操作一つひとつがバラバラ・・・。ダウンロードってなに?インストールってなに~?グーグル?グーグルクローム??? あっちからこっちから、たくさんの、次どうするの?この後どうすんの?の声が飛び交っていました。 びっくりしたのは、操作が簡単といわれているラクラクフォン。今回のskypeの設定はとても複雑で、ちっとも楽々ではなかったことです。結局、参加者全員のスマートフォンにskypeが設定できたのは始まってから2時間半後。予定をかなりオーバーしての学習会終了となりました。今回はskypeを設定して終わってしまいましたので、次回は実際に会議を開く学習会を開きたいと、参加者全員が意欲を燃やしています!

一緒にちょっと考えませんか、環境問題②

板橋支部 内藤章子さん

こんにちは。内藤章子です。今回から数回に分けて、私が環境活動をするきっかけとなった、セヴァン鈴木さんの”リオの伝説のスピーチ”の全文を紹介していきたいと思います。
1992年6月。ブラジル、リオ・デ・ジャネイロ。環境と開発に関する国連会議(環境サミット)に集まった世界の指導者たちを前に、12歳の少女、
日系カナダ人の父を持つセヴァン・スズキさんは語り始めました。

「こんにちは、セヴァン・スズキです。エコを代表してお話しします。
エコというのは、子供環境運動(ECO: Environmental Children’s Organization)の略です。カナダの12歳から13歳の子どもたちの集まりで、今の世界を変えるためにがんばっています。あなたたち大人のみなさんにも、ぜひ生き方を変えていただくようお願いするために、自分たちで費用をためて、カナダからブラジルまで1万キロの旅をしてきました。
 今日の私の話には、ウラもオモテもありません。なぜって、私が環境運動をしているのは、私自身の未来のため。自分の未来を失うことは、選挙で負けたり、株で損したりするのとはわけがちがうんですから。 私がここに立って話をしているのは、未来に生きる子どもたちのためです。世界中の飢えに苦しむ子どもたちのためです。そして、もう行くところもなく、死に絶えようとしている無数の動物たちのためです。
 太陽のもとにでるのが、私はこわい。オゾン層に穴があいたから。呼吸をすることさえこわい。空気にどんな毒が入っているかもしれないから。父とよくバンクーバーで釣りをしたものです。数年前に、体中ガンでおかされた魚に出会うまで。そして今、動物や植物たちが毎日のように絶滅していくのを、私たちは耳にします。それらは、もう永遠にもどってはこないんです。 私の世代には、夢があります。いつか野生の動物たちの群れや、たくさんの鳥や蝶が舞うジャングルを見ることです。でも、私の子どもたちの世代は、もうそんな夢をもつこともできなくなるのではないか?あなたたちは、私ぐらいの歳のときに、そんなことを心配したことがありますか‥」


2021年1月22日、核兵器禁止条約が発効されることになりました。これまで核兵器廃絶を訴え続けてきた長いながい運動が実を結びました。しかし被爆国日本の立場はこれまでと変わらず「禁止条約に署名しない」。いつまで核の傘にしがみつくのでしょうか。