板橋区へ要請
3月27日(金)に板橋区役所に於いて、 板橋区との交渉を行いました。板橋民商からは役員・ 事務局ら11名が参加、板橋 区側は各課の課長ら 9名が参加しました。自治体との交渉は、地域の業者の声を届けるため、毎年行われています。
冒頭の挨拶では、猪田会長から
「 このような場を設けていただき感謝します。 消費税増税と新型コロナウイルの影響で区内の中小業者は苦しんでいます。一緒に打開策を考えていければと思っていま す。」と話されました。
交渉では、事前に提出した「 地域経済の振興を図るため中小業者への施策拡充を求める要請書」8項目に対する回答が行われました。また、新たに「 新型コロナウイルスの影響から区内中小業者の経営を守る経営対策に関する要請」を手渡しまし た。
国保料の減免を
“国保料の負担が重すぎる” と区独自の 負担軽減の求めに対し「 国保料の負担が 大きいことは区も認識しているが自治体独自の減免は考えていない。」 との回答。 今後、国保料にも延滞税が課せられるこ とも含め、検討を求めました。
消費税増税後の実態
参加者から「 今年消費税を50万円納めた。増税で10万円増える計算。区内業者の状況を把握し、消費税減税の声を上げてほしい」 という要請に対し、「 消費税は健全な国家財政、社会保障の財源確保に必要。国の動向を見守る。」 と回答。また、増税後の区内業者の実態を調べてほしいとの要望にも「インボイスが業者に大きな負担と認識している」「 増税後の状況は把握していない。」 との回答でした。
新型コロナウイルスの影響について
コロナウイルスの影響について、区内の旅行代理店の会員が現状を報告。「 国や都の自粛要請から、すでに60件以上のキャンセ ルが。 3・11 とは状況が全く違う。 1 分1秒を争う状況。」 と、区が800億円以上 ため込んだ基金にも言及し、一部を取り崩 し、区民への援助を求めました。「 自治体も深刻にとらえている。」 との回答で、改めて早急な実態の調査と直接支援を求めました。
飲食店ナイトツアーへの協賛
板橋民商の取り組む飲食店ナイトツアーへの協賛の求めに対して「 非常にメリットの ある企画。協賛についてはご相談くださ い。」と前向きな回答をもらいました。